今回は定期テスト対策数学学習についてポイントをまとめる。
①学校ワークは【基本問題】から徹底する。
⇒学校,市販のワークでは基本問題と応用問題などに分かれて問題が構成されている。しかしテスト範囲などが出題されると基本問題と応用問題を一気に解こうする子がいるが、そういうやり方ではなかなかテスト範囲を網羅することができなくなってしまう。だからまずはテスト範囲分の【基本問題】から徹底していくこと。また丸つけは一気に行うのではなく、1ページごとに行い、けして問題が全て解き終わってから一気に丸つけを行うことのないようにしていくこと。
②考えても分からない問題は粘りすぎず答えをみる。
⇒ワーク演習などで分からない問題がある場合は考え込み、一つの問題に時間をかけすぎている子が多い。しかしそれでは非効率なため、分からない問題は①答えをみる。②解説を読んで理解する。③解説を見ながらでも良いので、問題集に解答を書く。という手順で行うこと。そしてテスト範囲の内容が一通り終了したら、分からなかった問題をもう一度自力で解けるように何も見ないで解いてみるようにする。
③学校のノート,プリントを確認しておく。
⇒学校のノート,プリントからもテストに出題される可能性が高い。ただ問題と答えだけを確認するのではなく、「なぜその方程式,公式になるのか。」などを出題する先生も多いので、そういった事をしっかり理解しておくことが大切である。
④教科書に書かれている数学用語も暗記する。
⇒教科書の太字になっている用語も定期テストに出題される学校が多くなっているのでしっかり暗記していく。
⑤幾何,代数で分かれている場合は、配点割合に注意する。
⇒近年は区立中学でも幾何,代数に分けて授業を行っている場合がある。その際、テスト範囲表に配点割合が記載されている可能性が高いのでテスト勉強の時に参考にすること。例えば幾何の割合が高いようであれば、代数よりも深めに学習を進めておく。
⑥定期テストでコンパスや定規を使う場合は、忘れずに持参すること。
⇒図形などでコンパスや定規を使う場合がある。持参するのを忘れないよう事前準備をしておくこと。またただ準備するのではなく、①コンパスのネジはしまっているか②コンパスの鉛筆の芯は削れているか③定規の目盛り,破損してなく真っすぐ線が引けるかなども必ずチェックしておく。
数学の定期テストでは、必ず見直しを行うこと。
その為には見直しができるように途中式を丁寧に書いておくことが大切である。(途中式が書けていないと減点にする先生もいる。)
問題作成者によっては問題に途中式スペースを設けていないため、計算用紙を配布する場合があるが、その際、計算用紙が白紙のため特に計算が疎かになることがあるので慎重にやっていくようにする。