都立高校一般入試においては、2月に高校の出願となる。
しかし高校の出願をする際にとても悩む時期にもなるので、出願するポイントを確認していきたい。
例えば、東京であれば、都立高校判定模試であるVもぎやWもぎの志望校判定の結果がポイントにもなってくる。
Vもぎであれば、6月から1月まで毎月実施され、自分の志望校判定がS判定からE判定まで出された。
そして、B判定以上が合格圏内の判定となるため、B判定以上が出願校において取れているかどうかが大切だ。
またただ取れているだけではなく、以下の点にも注意しておきたい。
①B判定以上の判定が毎月平均的に取れているか。
②苦手科目と得意科目の偏差値が極端に離れすぎていないか。
以上がポイントにもなってくる。
①の志望校判定が毎月ある程度安定して取れていない場合は、入試本番では必ずしも良い時の判定が出るとは限らない。
だからこそ、良い時の判定ばかりを鵜呑みにした出願をしてしまうことはけして安全とは言えない。
また②の得意科目と苦手科目での差が極端に離れすぎていると、必ずしも得意科目が入試本番で必ず高得点が取れるとは限らない。
だからこそ、得意科目ではなく、苦手科目に関してもある程度、自分の出願校の偏差値にも乗せられるようにしておかなかれば入試当日に確実に合格を取ることは難しくなってくる。
つまり、ただ志望校判定ばかりを鵜呑みにして出願するのではなく、そのポイントとなる中身にも注目して、出願校をどうするのかを考えていくことが大切だ。
逆に言えば、何としても自分の行きたい志望校を出願校にしたいのであれば、苦手科目にしっかり向き合ったり、各科目で安定した点数が取れるように過去問演習で取り組んでいくことが大切になる。
ただし、出願する際は、けして安易に出願するのではなく、出願し確実に合格するためにはどう入試本番へ向き合っていくべきかまでしっかり理解し、残りの時間を過ごしていってほしい。