入試本番で実力が出ると想定しない。

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都立入試まで約2ヶ月ちょっととなってきた。

12月の模試も来週で終了し、残り来月1月のみの模試となる。

特にこの時期は、模試の1回1回の結果において非常に敏感になってきやすい。

その為、以前からも伝えているとおり志望校をコロコロ変えたくなる時期でもある。

しかし、模試の結果も重要なところもあるが、都立高校入試で重要なのは、本番で確実に得点を取ることが全てだ。

私立高校とは違い、模試は何の保証にもならず、あくまでも「参考程度」の資料として扱うべきものだ。

だからこそ、模試の結果が良くても悪くても信じ切ってはならない。

大切なのは、本番で確実に点数を取るための学習を進めていくことが全て。

「確実」というのは、「結果が良くても合格、悪くても合格」ということ。

それは必ずしもどの受験生もが本番で絶対に良いコンディションで、自分の思ったとおりの問題が出るとは限らない。

もちろん、それが良いに越したことはないが、状況が悪くても合格するべき力を身に付けておくことが「受験戦略」になる。

都立高校入試は、都立高校の併願はもちろんできない。

一発勝負だからこそ入試において確実に合格しなければならない厳しい入試である。

だから、受験戦略は「状況が悪くても確実に合格するための戦術。」を身に付ける必要がある。

残り2ヶ月間、「自分の状態がベストであれば…。」「自分の得意な問題が出題されたら…。」などを想定して学習することは止め、「どのような状況でも確実に合格する!」というマインドで学習を進めていってほしい。

そのために、「本番の時間よりも短い時間で解こう。」や「目標点を志望校よりも10点高めに設定して勉強に取り組もう。」など自分をどんどん意図的に追い込むような学習をすすめていこう。

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