過去問演習は全体の正答率も意識する。

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都立高校受験対策として、毎月のVもぎは志望校判定としても非常に重要になってくる。

志望校判定だけではなく、入試本番に近い形で入試問題が作成されているので、本番へ向けての準備としても大切な模試になる。

しかし模試は返却されると、どうしても志望校判定に注目してしまいがちになり、解きなおしを疎かにしてしまうことも多い。

ただ、この解きなおしもただ解きなおしをすれば良いというわけではない。

入試ではどうしても難問なども出題されてしまう。

けれど、その難問を必ず解かなけば入試に合格できないというわけではない。

だから、けして入試へ向けてその難問を解く力をつけることが入試対策とはいえない。

解きなおしの時に意識してほしいことは自分が合っていた問題,間違えていた問題の正答率を確認することだ。

もし間違えてた問題の中で、全体正答率が高い問題があれば、まだ点数に結びつけることが可能であるし、逆に間違えていた問題の中で全体正答率が低ければあまり気にする必要はない。

そして更に大切なことは、Vもぎや入試本番で問題を解いているときに、全体の正答率の感覚を感じながら解いていくことだ。

入試本番は、「この問題は難しい。」「この問題は必ず解けなければならない。」など周りからアドバイスを言うことはできない。

だから、自分の感覚を頼りにしながら、全体の正答率も感じながら問題を解いていくことも大切になる。

本番では「それまでの戦略を基に自分で生の戦略を立てていくことが全て。」

だからこそ、練習の段階で全体の正答率を意識し、その場でしっかりと戦略を立てられる力も養っていきたい。

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