現在、少子化と言われながらも、日本には多くの学習塾がある。
また形態も多様化していて、個別指導塾,集団指導塾,グループ指導塾など様々な形態が存在する。
以前もブログで書いたとおり、ライフスタイルなどに合わせて学習塾を選んでいくことも大切になる。
しかし、受験をとおして感じるのは、受験はやはり「教育的要素」が高い。
教育的要素とは「長期的な目線」で入試へ向けて確実に合格させる力を身につかせることが大切となってくる。
例えば、塾によっては、毎回日替わりで講師が変わってしまうことなども多い。
そうすると、学習指導はできるが、長期的な課題をじっくりと修正することは難しい。
またそれだけでなく、長期的な目線でその子を指導することができなくなり、その子の癖や性格に合わせた受験戦略を練ることができない。
受験では、模試や通知表などの結果だけで指導を変えるのではなく、その子の「癖や性格」を知った上で、入試本番で一番ベストの結果が出るように指導していくことが大切だ。
だからこそ、時には失敗させたり、へこませたりすることも受験教育をしていく上でも重要になる。
そういったことを意図的に作り、入試本番では今までで一番ベストな状態ができあがってくる。
たった1回の受験だからこそ、長期的な目線で一つ一つ積み重ね、入試本番に強い子を育てることが「受験教育」と言える。
ぜひそのような視点で指導している学習塾を選んでいってほしい。