都立高校入試受験直前ポイントの確認。

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今後の都立入試へ向けてもう一度ポイントを確認したい。

①基本を押さえ、苦手分野を克服する。

⇒基本とは、数学であれば計算問題などの確実に点数へ結び付けられる問題を確実に取る。苦手分野に関しては全ての問題を解けるようにするのではなく、苦手分野の中でも正答率が高い問題を確実に取れるようにすることが大切になる。

②グループ作成問題は「思考力・表現力」がカギになる。

⇒グループ作成問題とは国数英の3教科を別の入試問題で実施する制度。現在は15校がそれぞれ進学指導重点校、進学重視型単位制、併設型中高一貫校の3つのグループに分かれ、グループごとに問題を作成(理社、英語のリスニングは他の都立高校と共通の問題)。さらに、進学指導重点校グループでは、各科目につき大問1つは、学校ごとの自校作成問題との差し替えも認められてくる。いずれのグループ問題も一般共通問題より難易度は高く、「思考力・表現力」が求められている。問題文をしっかり読んで理解し、適切な言葉で解答する練習をしておくことが大切になる。また自校作成を受検する生徒も「共通問題」で基本から応用まで学習することができるので、過去問対策などもしておくと良い。

③推薦入試は十分な対策をする。

⇒以前の推薦入試は、調査書(内申点)の割合が高い選抜だったが、現在は調査書の配点の割合が全体の50%までとなり、どの高校でも面接以外に作文や小論文・実技などの検査が必ず実施されることとなった。これまでは内申主体の選抜であったため、「ダメでもともと」といった出願もあったが、各種検査が選抜の50%を占めているため、小論文・作文や集団討論の準備を十分にしておけば、内申をカバーできる。各検査の対策をして臨めば合格のチャンスは広がってくるので、1月からは準備をしていきたい。

1月に入ると推薦入試対策などもあるが、ただ基本はやはり一般入試対策で合格する力をしっかり身につけていくことが大切になるので常に学習をやめないようにしてほしい。

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