全国高校入試の正答率を分析することで都立高校入試の受験戦略が見えてくる。
以下、2016年度の低得点・高得点ベスト5県をランキング形式にまとめた。(各県によって満点は異なるため、全県100点満点に換算。)
【数学】
《低得点ベスト5》 《高得点ベスト5》
①高知県 37.0点 ①東京都 60.9点
②滋賀県 39.2点 ②岡山県 60.1点
③奈良県 40.8点 ③富山県 57.3点
④大分県 42.5点 ④熊本県B 56.2点
⑤福島県 42.8点 ⑤山梨県 55.8点
【理科】
《低得点ベスト5》 《高得点ベスト5》
①滋賀県 34.9点 ①岐阜県 65.0点
②埼玉県 39.2点 ②秋田県 62.8点
③広島県 39.4点 ③鳥取県 61.2点
④静岡県 39.6点 ④福岡県 61.1点
⑤長野県 40.8点 ⑤富山県 59.9点
【英語】
《低得点ベスト5》 《高得点ベスト5》
①滋賀県 40.5点 ①宮城/三重県61.6点
②大分県 41.3点 ②岐阜県 61.0点
③神奈川県 43.0点 ③岩手県 60.9点
④山梨県 45.9点 ④鳥取県 60.6点
⑤愛知県B 46.5点 ⑤徳島県 59.9点
【社会】
《低得点ベスト5》 《高得点ベスト5》
①滋賀県 40.5点 ①富山県 69.3点
②広島県 42.4点 ②香川県 63.8点
③山梨/大阪府46.5点 ③埼玉県 63.7点
④石川県 47.8点 ④静岡県 63.6点
⑤福岡県 51.4点 ⑤山口県 62.6点
【国語】
《低得点ベスト5》 《高得点ベスト5》
①大分県 43.3点 ①東京都 73.9点
②高知県 50.2点 ②富山県 72.3点
③島根県 50.3点 ③愛知県B 70.0点
④広島県 51.2点 ④三重県 69.2点
⑤鹿児島県 52.6点 ⑤岐阜県 69.0点
2016年度の入試では東京は数学と国語が高得点ベスト1位となっている。
平均が高いということは基本問題が多い傾向がある。
だから数学と国語に関して、まず高得点を取るために基礎力を徹底していくことが大切になる。
基本的な公式や解法などが定着しているかどうか。
逆にそれ以外の科目で確実に高得点を取ることで合格が勝ち取れる。
自分の得意,不得意科目から入試本番で取る目標得点を設定していこう。