都立高校入試徹底分析! ~英語編~

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今回は英語についてまとめていく。

全国一の語彙数を誇る長文が出題!

《特徴》

都立高校入試英語は全部で大問4問の構成となっている。国語と同様に文章量の多い長文が出題される。だから、時間内に解き終わらない事も起き、英語が得意な子と苦手な子で差がつきやすい科目でもある。傾向と対策をしっかり確認しておきたい。

【大問1 リスニング】配点:20点(4点×5問)

〈傾向〉問題Aは対話文を聞いて英語の質問に答える選択問題3題が出題。問題Bではスピーチを聞き、2つの質問について書きで答える問題が2題出題された。問題Bは質問を理解した上で解答を適切な形で英語を書くことが必要なため、総合的な力が必要である。

〈対策〉問題Aのレベルは高くないので確実に点数を稼ぐことが重要。特に「5W1H」を意識したり、放送で流れる英文の「発音強弱」に注目することで解答がしやすくなる。また2回放送されるので、1回目は質問内容をしっかりと把握し、2回目で解答を探すようにしていく。(5W1Hに関してできる限りメモをするように!)問題Bに関しては正答率が低くなる。上位校(偏差値55以上)を目指す子はしっかり準備し、逆に上位校を目指さない子は、大問3で確実に点数を取るために問題Bの2題は捨て、大問2へ先に解き進むことも重要な戦略の1つだ。

【大問2 図表・短めの読解・自由英作文】配点:24点(4点×3問+作文12点)

〈傾向〉図表や資料を見ながらの対話文問題が2題出題され、英文の手紙を読み内容把握問題が1問と、自由英作文(3文で書く)が一問出題される。英作文に関しては英作文を書く上での条件が与えられるので、それに合わせて自由英作文をしていく。採点は減点方式であり、大文字,小文字やスペルのミス、文法のミス等が減点の対象となる。

〈対策〉図表や資料付きの英文読解に慣れておくことが大切である。資料を見て英文に書かれているポイントをしっかり見抜けることがポイント。短めの読解問題では①筆者の主張パターン②内容一致パターンのどちらかで問われるケースが高いのでそれぞれの解き方を押さえておく。英作文では中1,2レベルの文章で良いので、知っている文法・単語を使って確実に英文を書くことが重要。※減点方式なので、分からない単語や自信のない単語はけして使わないこと!また3文に満たなくても点数がもらえるので、白紙にはせずに必ず英文を書くようにする。以下、都立高校入試で使える簡単なテンプレートを紹介。英作文が苦手な方はこのテンプレートで、英作文の練習をして確実に点数を取ろう。

[筆者の主張パターン]
①I think that~
②It is important~to・・・
③I want to~

以上の構文がある文章には注意をする。

[内容一致パターン]
①最初に選択肢を確認しておく。

②本文を読解する。

[都立入試英作文テンプレート]

①I like~
②That is because it is~

③I want to~

【大問3 対話文読解】配点:28点(4点×7問)

〈傾向〉内容把握,適語補充,適文補充の問題。選択問題6題、語句記述問題1題の合計7題が出題。内容は「対話文に出てくる文章を、次のように書き表すとしたらどうなるか?」や「指示語などの語句がどの事を指しているか」など文脈が問われる問題が多く出題されている。本文内容がしっかり精読できているれば点数が確実に取れ、解答も問題とされている下線部の前後に根拠があるので、問題傾向に慣れてくれば点数も稼げるはずだ。

〈対策〉教科書に掲載されているレベルの会話表現をしっかり覚えておく。また普段から文章読解時に、「指示語,真意,感情,理由」などを理解しながら文章読解していく癖をつけていくことも大切である。解く手順としては「問題文を読み、下線部にぶつかったら設問を確認する。」をすると良い。また英語が苦手な生徒は無理に全ての文章を読もうとはせずに、問題文の下線部の前後3文をしっかり読めば、答えの根拠になる箇所が見つかる可能性が高いので、対策をして正答率を高めるトレーイングが大切だ。大問3でどのくらい点数が稼げるかで勝負になるのが英語だからこそ、ここは全ての生徒が確実に点数を稼げるような準備をしておきたい。

【大問4 長文読解】配点:28点(4点×7問)

傾向〉語彙数が多く、ここの問題が入試の山場となる。スピーディかつ正確に読解する力が求められる。内容把握の出題が中心で、他に内容順の英文の並び替え,最後には英問英答が2題出題される。

〈対策①解く手順を工夫する。(1)から解こうとするのではなく、(3)→(1)→(4)→(2)の手順で解くなど、文章読解上、解きやすい順にする。また速読力も求められる入試問題のため、教科書,Vもぎ,入試問題などを「音読」して読解スピードを上げていくことも大切である。もし時間内に終わらない場合は、英語学習の中に「音読」を必ず多くの時間取り入れるようにすること。

近年は、他科目で差がつきにくいからこそ、英語で高得点 が取れなければならない。しかしトレーニングを積むことで得点が伸びてくる入試でもある。それぞれの大問ごとの対策を意識して行うことで、ぜひ高得点を取り、合格を確実に勝ち取ってほしい。

次回は都立高校入試の数学についてまとめていく。

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