8月も上旬になってきたが、受験生として、覚えるべきことをしっかり覚えるなど暗記時間などにも時間を割いていると思う。
しかし、暗記だけではなかなか高校入試を突破できるほどあまいものではなくなっている。
また丸暗記は受験で突破しづらいだけでなく、せっかくせっかく覚えたこともすぐに忘れてしまうことも多い。
だからこそ、「理解」を意識して勉強することも忘れずに取り組んでほしい。
特に夏という時期は冬に比べて理解に十分時間が割ける時期になる。
もちろん、この夏だけで、完璧に押さえることが難しいので入試直前の冬にもう一度おさらいすることが大切になってくるのだ。
では一体理解するとはどのレベルになるのか。
理解という基準を簡単に言うとしたら、「誰かに説明できるレベル」ということ。
自分が理解しているかどうか分からなければ一度周りの人に説明してみよう。
そこで上手く説明できなくてもいい。
恐れずに説明してみて、上手くできなかったら、もう一度理解すれば良いのだ。
それが受験勉強に繋がってくる。
それでも人に説明するのが嫌であれば、一人で自分に説明するつもりでやってみよう。
それだけでも十分に理解しているかどうかが分かるはずだ。
理解度が増してくれば、勉強も更に楽しくなってくる。
コツコツインプットするだけなく、積極的にアウトプットしていく受験勉強をしてほしい。