基本問題が合格を左右する。

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入試が近づくと、応用問題を解くことに集中してくる子も多い。

もちろん入試では正答率が低い問題も多いので、難問が解けていくことで合格目標点に大きく近づくようになってくる可能性も高い。

しかし、気をつけるべきことは、基本問題が完全に取れるようになってから応用問題に取り組むべきポイントになる。

完全とは、100%全て取れるレベルでなければならない。

10回やったら、10回できるレベルだ。

なぜなら、定期テストなどと都立入試は異なり、大問1などの基本問題も難易度が高い問題と同様な点数配分になっている。

そのため、基本的な問題でミスをしてしまえばプラスマイナス0になってしまう。

つまり、応用問題が効いてくるのは、基本問題が完全に取れるレベルになってからだという意識で取り組んでほしい。

よく、「基本問題はもう大丈夫。」と思っていても、実際、模試や過去問では基本問題をかなり落としている子も多い。

自分の感覚と実際の結果には、必ず誤差が起きているということを理解しながら、自分の感覚の70%が実際の結果につながっているということを踏まえて、慎重に基本問題への学習を馬鹿にせずに取り組んでいってもらいたい。

そして基本問題が確実に取れれば、全体でも7割は取ることができる。

確実な合格へ向けて、もう一度取るべき問題を完璧に取れるように取り組んでもらいたい。

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