成績を伸ばすうえで欠かせない力がいくつかある。
それは、目に見える形ではなく、見えない力の影響も大きい。
その中の一つとして、「自制心」を身につけることだ。
自制心とは簡単に言えば自分をコントロールする力になる。
例えば、「マシュマロ実験」というものがある。
マシュマロ実験とは、子供にマシュマロを差し出し、「いつ食べても良いが、大人が帰ってくるまでに食べなかったら、マシュマロを2個あげる。」というとてもシンプルな実験のことだ。
その実験結果として、マシュマロを2個食べることができた子は、2個食べることができなかった子と比較し、その後の調査で、学力がずっと高かったという結果となった。
学習には必ず山を迎えることが多い。
その山を越えることができなかれば、結果が出てこないことも多い。
そして、自制心がなければその山を乗り越える前に諦めてしまったり、インプットからアウトプットまでじっくり時間をかけて定着することができない。
だからこそ、幼い頃からはもちろん、受験生にとってはこの自制心を身につけることは重要になってくる。
そのためには、継続と反復を意識すること。
例えば、姿勢を正すこと、靴をいれること、宿題を必ず実施すること、時間をしっかり守ることなど。
身の回りでできることから、継続と反復を繰り返していくことをぜひ行っていってもらいたい。