テストでは測れないものとしてここ数年、「生きる力」と言われるものが注目されてきた。
それは忍耐性、社会性、意欲的など人間の特性や性格的な特徴のようなものが指される。
その中の一つとして「やり抜く力」というものがある。
これは、非常に遠い先にあるゴールへ向けて、興味を失わず、努力し続けることができる気質と定義される。
このやり抜く力は才能との間には相関関係はなく、どんなに才能があってもこのやり抜く力がないために、成功に至らないケースも多いという。
受験においてもこのやり抜く力は非常に重要になってくる。
それは受験は冬に行われるケースが多いが、受験勉強は早めに始めれば始めるほど、有利になってくることが多く、遠いゴールへ向けて努力し続けることが大切だからだ。
そしてこのやり抜く力を身につけるには、固定観念を持たないことだ。
例えば、「才能は生まれつきのもので、伸ばすことができない。」や「自分は数学が苦手だから、できるようにならない。」などだ。
やり抜くには、まず自分自身を信じることから始まる。
自分の可能性を信じてぜひ目標へ向けて取り組んでいってほしい。