2017年の全国高校入試英語を分析。
2017年度入試では、昨年同様、ライティングにおいて「自分の意見を表現する」問題が増加。
英語の4技能化が高校入試にも及んでいると言える。
大阪府では、指示文もすべて英語で日本語はなし、リスニングは25分で配点比率は33%という前例のないテスト。
次年度以降も多くの県で、大学入試改革を見据えて、様々な変化が予想される。
最新の傾向を踏まえて、変化に対応した入試対策を進めることが大切になってくる。
《今年の入試の特徴》
意見英作文の出題が大幅に増加。グラフや資料の読み取りは定番に。文法の難易度は安定。
《難易度(昨年と比較)》
英作文や語順整序の何度が上がった県はあるが、全体的には特に大きな変化なし。
《その他注目したい点》
長文のテーマや空所補充で問われる文法事項は一昔前の定番問題の傾向に。2018年度入試に向け、変化を避けた感が強い。