中3生になると英検,漢検,数検と検定を受ける子も多くなってくる。
よく、「英検を持っていると有利になりますか。」などと質問されることが多いのでポイントをお伝えしたい。
実際、英検などをもっていても都立高校受験で加点されることはない。
都立高校受験での選考基準はあくまでも、「内申書と入試当日の得点」になる。
だから、最優先として中学校の定期テストなどにしっかり取り組むことが大切だ。
ただ、英検などを持っておくことで、点数化はされないが入試本番に足切りとされるラインにいて、綜合得点でも同じため合否の判断ができない時に、検定などや自己PRカードで判断されることがある。
なので、「お守り」として捉えておくと良い。
たしかに点数化されないのだが、その中でお薦めしているのは漢検を受けることだ。
それは、漢検3級レベルまでが、都立高校の入試ではよく出題される。
漢字ができないと不利になってしまうので、しっかり漢字を学習する時間としても、漢検を受検することは都立高校受験においても有利になってくるはずだ。
ぜひ、漢字の学習にも時間をかけて取り組んでいってほしい。