都立高校偏差値60以上を目指す入試戦略について紹介する。
【都立共通問題の英語で90点以上を狙うためのポイント】
①大問1のリスニングB問題の攻略! ②大問3空欄補充問題の攻略! ③大問4の英問英答問題の攻略!でしっかり正答できることが大切になる。
①大問1のリスニングB問題での対策方法⇒リスニングA問題と比較して、難易度が高くなる。それは英文でも答えなければならないため。もちろん、80点以上を英語で目指さない場合は、この問題を捨て、大問3以降の問題に時間を割くこともお薦めする。しかしここで確実に点数にしなければならない場合は、都立入試過去問の解答に記載されているリスニング台本を見ながらリスニングを聞き、その後、台本を見ずに再度聞きなおしていくと良い。(Vもぎの過去問にもリスニングCDがついているので、Vもぎの過去問で対策しても良い。)
②大問3空欄補充問題の対策方法⇒英文法を正しく理解していないと「なんとなく」で正解させることは難しい。例えば、「前置詞の後は動名詞にする。」など学校でも英文法の形による授業ではなく、日本語訳主体の授業のため、全体的に正答率も良くない。克服していくためには、基本的な英文法を教科書などの「文法のまとめ」などのページで確認し、文法力を高めていくことが大切になってくる。
③大問4の英問英答問題の対策方法⇒基本的には疑問詞疑問文の形で聞かれることが多い。本文のどの部分と対応しているかパラグラフリーディング(場面の切り替わりなど意識した段落読み)を意識して、読解していると解きやすくなる。せっかく答えが書いてある文を見つけても代名詞の変換や、動詞の時制などでミスをすることも多いので、そこに気をつけていきたい。
英語は都立高校入試において差がつけられる科目だ。ここで高得点が取れるとグッと合格を引き寄せることになるので、ぜひ全力で取り組んでもらいたい。