入試が近づいてくると緊張してしまい、なかなか思うように点数が取れなくなる子がいる。
特にそういう傾向があるのは真面目気質の子など普段から一生懸命勉強している子などが陥りやすくなる。
その為、入試本番に近づくと「緊張しない方法はありますか?」など聞いたりする子も多くなる。
よく、「本番は練習のようにやりなさい。」「自分がやってきたことを信じなさい。」と答える人が多い。
しかし、たった1回の大切な試験に対して、練習のようになかなかやれないし、不安な気持ちから自信を持つことは難しい。
そこで、今までの経験として「心を使うのはではなく、頭を使うことに意識したイメージで問題を解くこと。」と伝えている。
緊張するときほど心は自然とマイナスの方に引き込まれてしまう。
そうなると問題を考える力も浅くなってしまい、調子を落とすことも多くなる。
そうならないように入試直前での過去問演習時から、感情を出さず、ロボットになったつもりで頭のみを使い演習するトレーニングを意識する。
問題演習時に感情を消せるトレーニングをしていけば本番に感情が入っても極度の緊張から解放されるはずだ。
また毎日、瞑想などで心を無にする状態にすることも非常に効果的。
良いパフォーマンスが発揮できるように準備していってほしい。