都立高校受験では、3年生の2学期の通知表が3割評価されるので、通知表でしっかり内申を取っておくことが重要。それは都立高校受験において通知表とは「志望校を決定する」目安を決めるために必要なこと。ではその通知表のつけ方のしくみについて説明したい。
通知表の評価
通知表の成績は、1~5の5段階評価で表される。
(10段階評価の中学校もある。)
通知表の評価の目安
「5」:かなり優秀 「4」:優秀 「3」:普通
「2」:勉強不足 「1」:かなりの勉強不足
その他に注目してほしい項目として、
評定の横にあるA,B,C(◎,○,無印の場合もあり)の評価。これを「観点別評価」という。通知表の「評定」はこの観点別評価の組み合わせによって決まってくる。
●AAAA、AAAB→「5」
●AAAC,AABB→「4」
●ABBB,BBBB,BBBC→「3」
●BBCC,ACCC→「2」
●BCCC,CCCC→「1」
観点別評価
社会の場合、通知表の評定は「関心・意欲・態度」「思考・判断」「表現・処理」「知識・理解」の4つの観点がもとになっている。国語の場合は観点が5つだったり。英語ならば「話す・書く」「聞く・読む」などの観点があったりと、教科によってもバラバラだが、どの教科も基本的には次のとおり。
「関心・意欲・態度」
■授業態度
(積極的に発言など)
■提出物
(期限までに)
■時事問題への関心など
「思考・判断」
■調べ学習の取り組み
■テスト
(理由を問う記述問題)
「表現・処理」
■ノートのまとめ方
板書を書くだけでなく、ポイントになる所を色を使ったり表にまとめたりすると良い。
■テスト
(資料を読み取る問題)
「知識・理解」」
■テスト
問題用紙や解答用紙に、どの観点の問題か書いてあることがあるのでチェック。
■小テスト
授業中に実施されるもの。
~まとめ~
通知表を取るためには
①定期試験の点数を取る。
②授業態度を良くする。
③提出物は期限まで。
④ノートをていねいに。
⑤毎回の小テストも全力で行う。