今回は理科についてまとめていく。
難易度が上昇気味。平均点50点台の合格を決める勝負の科目!
《特徴》
大問6構成で、全分野からまんべんなく出題されている。問題文をしっかり読まないと解けない問題にもなっているので、読解力も求められている。中3の学習内容からの出題が増え、さらに生徒が苦手としやすい部分を扱っている。大問1,2でしっかり得点できることが大切だ。しっかり取れれば合格率が高くなっているのも都立高校入試の特徴なので、理科で確実に点数が取れるようにすることが大切である。
【大問1,2 全範囲の小問集合】配点:24点(4点×6問)
〈傾向〉全て基本レベル。大問1,2で点数を落とす子が多く、要注意である。各問それぞれ広い分野から出題されている。
〈対策〉理科の記号問題は消去法が良い。2択に絞り残りの選択肢から考えるようにする。
【大問3 地学】配点:16点(4点×4問)
〈傾向〉中3の学習内容から出題。また昨年度の入試問題は難化傾向であった。
〈対策〉入試問題やVもぎ過去問を解き、出題傾向に慣れておく。観察の結果が出題されているので、教科書,資料集でチェックしておくことも重要である。
【大問4 生物】配点:16点(4点×4問)
〈傾向〉人,植物,生態系,遺伝などの基本問題が出題されている。
〈対策〉実験,観察の結果から出題されるので、生物に関する実験・観察結果を、教科書や資料集を使って確認することが重要である。
【大問5 化学】配点:16点(4点×4問)
〈傾向〉実験の結果について必ず出題される。
〈対策〉化学の実験について出題されるので、実験方法・実験器具・結果・試験薬などを必ずチェックすること。出題パターンは限られてくるので、過去問などたくさん問題を解いて攻略していくことが重要である。
【大問6 物理】配点:16点(4点×4問)
〈傾向〉運動エネルギーと電流が交互に出題される傾向が高い。