今回社会についてまとめていく。
社会知識だけではなく、図表&統計資料を読み解く力が問われる!
《特徴》
地理40点,歴史30点,公民30点と地理の配点が高い。また図表&統計資料の問題も多く出題され、資料を読み取る力も求められる。資料から記述する問題も3題から4題は出題されるので、暗記だけではなく、考察力も身につけていく事が重要だ。
【大問1 小問集合】配点:15点(5点×3問)
〈傾向〉地理,歴史,公民内容から知識が問われる問題が出題される。地歴融合問題が出題されたり、公民では漢字指定問題が出題される傾向がある。
〈対策〉歴史を学習する際は、必ず行われた場所を意識していくようにする。(例:富岡製糸場-群馬県など)漢字指定の公民は一問一答レベルの基礎問題が出題されるため、公民は中3から学習するので、漢字で必ず用語を覚えるようにしていくことが重要。
【大問2,3 世界地理/日本地理】配点:各15点ずつ(5点×3問)
〈傾向〉図表,統計資料,雨温図など正確に読み解く問題や記述する問題が出題された。社会知識を使いながら、考察力,思考力が問われる問題となっている。
〈対策〉中学の教科書に出てくる国名や日本地図は必ず覚える。また雨温図も出題されやすいので、気候や降水量の特徴は必ず押さえるようにする。各地理用語が「どこの国なのか」「どこの都道府県なのか」ということをしっかり押さえる。
【大問4 歴史】配点:各20点(5点×4問)
〈傾向〉時代感覚が問われる問題が出題される。記述も出題され、資料から考察していき、ポイントを書いていくことが重要である。また江戸時代以降は細かな用語のつながりなどを理解しているかどうかが問われる問題が出題されるので、前後関係をしっかり理解していく。
〈対策〉歴史用語の時代が最低限言えるレベルにする。江戸時代以降は細かな出来事のつながりの順番をしっかり理解していく。
【大問5 公民】配点:各20点(5点×4問)
〈傾向〉教科書レベルの基本的な用語理解が問われる問題が出題される。
〈対策〉公民用語をしっかり理解していくことが重要。確実に点数を取りたい所なので、中3から開始する公民授業を大切にしていくことが大切である。
【大問6 融合問題】配点:各15点(5点×3問)
〈傾向〉現代社会の諸問題をテーマにした、綜合的な考察力が求められる問題が出題される。
〈対策〉戦後の経済,世界,時代背景などを教科書を利用して丁寧に学習することが重要。
次回は都立高校入試の理科についてまとめていく。