都立入試問題を分析する。

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全国の入試問題を研究していると面白い。

高校入試でも地域によっては求められる力が異なる。

例えば、社会の歴史はよく「漢字で書けるように!」や「年号を覚えるように!」など指導されるが、都立高校入試においては、漢字で書ける必要はないし、年号を覚える必要もない。

ただし「公民」は漢字で書けなければならないという特徴もある。

だから、都立高校入試の歴史にまず求められる力というのは「時代感覚」が身についているかどうかだ。

各時代の、人物,できごと,文化財などが「いつの時代なのか」という事をしっかり識別できるかという力がまずは重要になってくる。

また都立高校入試の判定模試であるVもぎやWもぎはこのような力が見られる模試となっている。

だから他県の過去問を行うよりもVもぎなどの模試を受けることが社会を勉強する上で非常に有効な学習にもなる。

余談であるが、埼玉県の模試は北辰テストが高校受験の判定資料として受検する子が多かったが、問題が埼玉県入試と北辰テストで大きく質が異なることがなかなか当日の得点予測がしづらいという問題もあった。

しかし昨年から北辰テストは埼玉県入試に近づいた問題傾向となってきているので、今まで以上に北辰テストの位置づけも変わってくるだろう。

少し話が逸れてしまったが、大切なことは常に入試本番で点数が取れ、「合格」を勝ち取れる学習を進めていかなければならない。

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