夏休みに入ると小学校の宿題の定番となるのが「読書感想文」だ。
自分自身も小,中学校で本を読む習慣がなかったのでとても苦労した記憶がある。
しかし今になって感じるのはやはり本を読むことは非常に大切なことである。
本を読む楽しさをもっと伝えていくことが大切だとつくづく感じる。
よくお母さんたちから「どうしたら子供が本を読むようになりますか?」と質問を頂くこともある。
その際にアドバイスすることとしては、本を子供に読ませることはできない。
しかし「きっかけ」を与えることができるのでその「きっかけづくり」をやっていく事を伝えている。
例えば、幼い頃から家族とパソコンがある環境で育っている子はパソコンに強かったり、スポーツ一家で育っている子はスポーツが得意な子が多い。
同様に本を読む習慣がある家庭の子は本が好きな子に育つ可能性が高い。
まずそのきっかけ作りとして本屋へ足を運ぶのが良い。
その際に注意することとしては子どもが「好きな本や興味がある本を買わせること。」
けして興味のない本を押しつけては本を好きにさせることはできない。
スポーツが好きならスポーツ選手の本でも良いし、歴史が好きなら歴史系の本でも良い。
まずは活字に慣れ、生活に本を結びつけることが大切である。
強制ではなく、多くの本に触れつくて知識をつけ、アウトプットし、そのついでに国語が楽しめている子供たちに育ってもらいたい。